H26.9.25 第3回医療・介護多職種連携会議・第1回人材育成研修会を開催しました。
2014/09/25 更新
平成26年9月25日午後6時半よりJA阿新生活センター会議場にて第3回医療・介護多職種連携会議を開催しました。
開会にさいして、新見医師会長太田先生より、今までの会議で話し合ってきた新見地域の課題について、今回は新見歯科医師会にご協力をいただき「口腔ケア」をテーマにしたので、様々な取り組みを勉強して日頃のケアに活かしてほしいとご挨拶をいただきました。
つづいて備北保健所新見支所加藤様より岡山県の歯科保険の取り組みについてご説明があり、高齢者においては誤嚥性肺炎で亡くなる方が多い新見市域の現状をご紹介されました。
次に池田歯科医院池田先生に口腔ケアについてご講演をいただきました。池田先生は今までの多職種連携会議にもご参加下さっており、時間や人材が不足している多職種の現状をご理解くださった上で、それでも何か出来ることはないだろうかとの切り口で、あいうべ体操や口呼吸を鼻呼吸にかえるだけで様々な効果があることをお話し下さりました。
講演後は11グループに分かれ、口腔ケアの課題、解決策について検討しました。はじめに各職種で行っている口腔ケアの取り組みについて情報交換を行い、次にKJ法を使って解決策の検討を行いました。発表では、地域の方々にうたって踊って普及啓発を行う啓発隊を結成する、歯科と病院や施設、在宅の情報共有を図るために共有書を作る等の意見がだされました。
最後に新見市介護保険課坂東課長よりご挨拶をいただき、先日行われた岡山県の介護保険事業のヒアリングにて、在宅医療と連携の項目で、新見市は新見医師会が中心になり先進的に取り組まれていると評価をいただいことを紹介されました。そして、今後も医療・介護の地域課題について多職種のご協力をいただきながら取り組んでいきたいと締めくくられました。
当日は103名の方にご参加いただき、当会議の目的である顔の見える関係づくり、地域課題の共有・解決策の検討が行えました。グループワークの内容についてはまとまり次第当ホームページでご紹介し、今後の活動にいかしていきたいと思います。