第5回備北地域認知症疾患医療連携協議会に参加しました。
2013/07/26 更新
7月26日1時半より、こころの医療たいようの丘ホスピタルで開催された備北地域認知症疾患医療連携協議会に参加しました。当拠点事業でもお世話になっている中田謙二副院長が司会をされ、たいようの丘ホスピタルの今までの取り組みの流れと現状の説明の後、作業療法士の方から実際にどのようなことをされているかの発表がありました。畑や大工仕事、手芸など様々な取り組みをされており、昔の精神病院のイメージとは全く違うものでした。
後半は「限られた地域の資源の有効利用について考える」と題して、グループワークを行い、地域の問題点とその解決方法について話し合いました。実務者の方々と実際にどうすれば、地域で困っている方の支援ができるのかを各自の困難事例や成功事例などの意見も交えながら考え、小規模多機能ホームの利用、行政などが主導して施設の空き情報がわかる仕組みづくり、限られた資源の振り分けなどの案が出されました。
中田先生もすぐに解決する問題ではないけれど、地域に60床しかないたいようの丘ホスピタルの入院を本当に必要な方が利用できるように、今後も皆さんと話し合っていきたいと締めくくられました。