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在宅支援診療所つばさクリニックに見学に行かせて頂きました。

2013/07/09 更新

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 7月9日新見市の医療・介護従事者の方々と倉敷市にある在宅支援診療所つばさクリニックに見学に行ってきました。
 つばさクリニックは24時間の対応、在宅での看取りを積極的に受け入れられている訪問診療専門のクリニックです。私は新見出身の山本先生の車に乗せて頂き、訪問診療を見学させて頂きました。つばさクリニックでは3人一組で訪問診療を行っておられるのですが、パソコンを片手に丁寧にご家族の話を聞かれ、診察される先生、優しく応対される看護師さん、狭い路地もなんなく運転し、無駄のない補助を行う運転手さんの連携に驚きました。また、あるご家族が薬の使用方法について質問されると丁寧に説明され、診療後の車中で訪問看護事業所に電話で薬の使用方法について気を付けてほしいと指示を出されていました。「気づいたことはその時に直接電話するようにしています。でないと、時間差ができたり、うまく伝わらなかったりするので。」との山本先生のお言葉に、夜間の往診など24時間の診療を行われている上で、時間差のない多職種の連携の大切さを学びました。
 新見地域での在宅医療連携に向けては、医療資源の不足、地域住民への普及啓発などクリアしなければならない課題がありますが、「最後まで家にいたい。」「苦しまないように家でみてあげたい。」という本人や家族の希望があった時に、その気持ちに応えられるような地域にできればと思います。

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