R6.6.25 令和6年度6月のシステム研究会を開催いたしました
2024/06/26 更新
最初に太田隆正先生より、「6月21日の新見医師会の総会で、正式に会長職を降りることになりました。しかし、医師会には地域包括の係として残るので、今後ともよろしくお願いします。継続して、介護保険関係も担当し、県医師会では理事です。これまで新見市で築いてきた在宅医療・介護の連携の活動をこれからも継続していきましょう。」とご挨拶がありました。当会ではこれまで通り、「在宅医療支援システム研究会会長」です。また、昨日より、新見医師会は新体制で動いています。
報告、情報提供では、➀訪問看護ステーションより、「訪問看護における利用者等からのハラスメントについて」の実態調査の報告がありました。それについて、太田先生より「主治医に連絡し、相談したほうが良い。事実を表に出して対応していくことも大切」とアドバイスをいただきました。②岡山県介護支援専門員協会新見支部より、6月21日の包括支援センター主催の研修会「ユマニチュードについて」の報告をいただきました。7月9日に定例会にて「精神科に入院することについて」をテーマに研修会開催の告知をいただきました。③新見地域医療ネットワークよりネットワークで購入した「もしばなカード」についての説明があり、ACPの啓発活動に利用してほしいと呼びかけました。➃まんさくより、今年度新たにExcel版の「新見難情報共有書」を作成しており、7月から試験的に4病院の相談員、各居宅介護支援事業所の介護支援専門員に利用していただき、今後修正して完成とする予定であることをお伝えしました。⑤まんさくより、6月20日に開催した令和6年度第1回多職種連携会議の報告をさせていただきました。参加者数56名。アンケート回答者47名全員が、楽しく交流でき、顔の見える関係を持つのに有意義だったと回答し、「毎年1回はこのような会を開催してほしい」という意見が多数あったことなどをお伝えしました。
最後に、太田会長から、「新見市で多職種連携が活発にできているのも、新見市さんが予算をとってくださり協力してくださるおかげです。今後もこの多職種の連携への取り組みが継続するように努めていきましょう。また、市の健康づくり連絡会のような地域の方が参加してくださる活動は大切なので、次年度より予算を取って活発な取り組みをしていくことが大切だと考えています。また、新型コロナが中学校で集団発生をしているなどの状況があるので、気をつけていきましょう。」とご挨拶いただき閉会しました。