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「在宅医療と多職種連携」 第9回 新見医師会・川崎医科大学 がん診療地域連携懇談会に参加しました。

2013/06/12 更新

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6月12日19時から新見医師会立介護老人保健施設くろかみの研修室で開催された懇談会に参加しました。テーマは「在宅医療と多職種連携」です。

多職種連携により在宅の患者さんの服薬管理をされている訪問薬剤師さんのお話
講師:トマト薬局 管理薬剤師 石本秀和先生
〇在宅では服薬管理が十分でない。薬剤師が訪問することに加えて多職種連携により、服薬管理することで、状態を安定させることが出来る。
〇環境作りは、薬剤師自らが他の職種の人に積極的に働きかけを行っていくことが大事

在宅医療チームにより訪問診療を積極的に行われている診療所のDrのお話
講師:つばさクリニック 院長 中村 幸伸先生
〇多職種連携のコツ 医者は、他の職種の人から、話しにくいと思われている。円滑な多職種連携するには、医者自らがその垣根を下げていくこと、退院カンファレンス、担当者会議などへ参加し、顔を合わせて話をする労力を惜しまないことが大事

どちらも住み慣れた場所で一日も長く暮らせる選択肢を患者さんに選んでもらえる環境作りに熱心に取り組まれておられることは、新見地域とは地域環境が異なりますが大変参考になりました。先生方ありがとうございました。
また、座長をして頂いた川崎医科大学付属病院 臨床腫瘍科部長の山口 佳之先生の軽妙でユーモアあふれる講師を紹介などに会場に笑いの渦、雰囲気が非常に柔らかくなり、とても楽しい講演会でした。
参加者 50名 医師、看護師、薬剤師他

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