平成30年11月4日　13：00～16：30まで岡山県医師会館で開催された「在宅医療推進フォーラム」に参加しました。
特別講演として「在宅医療の将来像」と題し、全国在宅療養支援診療所連絡会の新田会長が「システムとして各地でいいものが出来ているが、それをつなぐもの、人がいない。地域包括ケアとはインテグレート（統合）ケアと訳せると思う。そういった部分でのリーダーシップを医師会にも期待したい。」と話されました。
休憩後、各シンポジストより多職種連携の現状について講演があり、新見医師会太田会長が新見地域の取組みについて話されました。シンポジウムでは、中学校区の圏域地域会議である、小地域ケア会議、個別ケア会議を有効活用し、多職種だけでなく地域住民、商店主等も巻き込んで地域のことを話し合っていかないといけないと意見が出されていました。
終わりに岡山県医師会　松山会長より「多職種の立場から話を伺い、課題がより鮮明になったように思う。遠慮せずにでしゃばっていく、声を出していくことが大切だと感じた。医師会としても積極的に取り組んでいきたい。」と挨拶があり閉会となりました。
全体としてどう歯科医師、歯科衛生士、薬剤師と連携していくか？どう地域住民を巻き込んで地域のシステムを作るかがテーマとなっており、大変勉強になりました。講演にあった他地域の取り組みを勉強させていただき、新見地域の活動にいかしていきたいと思います。