H29.9.28 多職種連携で進める地域包括ケア~薬剤師との連携~に参加しました。
2017/09/28 更新
平成29年9月28日 13:30~16:00まで、倉敷市真備支所 真備保健福祉会館で開催された多職種連携で進める地域包括ケア~薬剤師との連携~に参加しました。
はじめに倉敷市健康福祉部健康長寿課 渡辺課長が「地域包括ケアの構築を目指し、一年前から各種事業に取り組んでいる。今日は薬剤師、地域の専門職の方に多数参加頂いているので是非具体的な連携方法について意見交換をしたい。」とあいさつされました。
講演は3題あり、1題目に「救急現場でわかる在宅における服薬の実態」と題し、倉敷中央病院 薬剤部本部長補佐 阿曽沼先生が多重処方、重複投与等の問題について実際の事例を交えて話されました。続いて「薬剤師との連携による地域包括ケアシステムの構築」と題し、倉敷市保健福祉局参与 吉田先生が医師会、歯科医師会だけでなく薬剤師会とも定例で会議を開催しており、連携に勤めていること、薬剤師の方が認知症キャラバンメイトのなられていることなど紹介されました。最後に「倉敷地区地域ケア会議に参画して」と題し、薬剤師の松村先生が初めは戸惑ったが段々話が出来るようになったことや、若手女性薬剤師の会(ローズマリーの会)の取組等を説明されました。
講演後は、各グループで意見交換が行われ、活発な意見交換がされていました。
薬剤師が認知症キャラバンメイトになられ、サポーター養成研修をされていることなど勉強になりました。また、同じグループの薬剤師の方から「自分たちは基本的に聞き取りでしか情報が得られないので、ケアマネさん等から家での様子を教えてもらえるととても助かる。」との発言があり、現在新見地域でも推進している新見版情報共有書を通した薬局との連携の必要性を改めて再認識しました。また、新見地域の取組として「医療・介護れんらく帳」を紹介しましたが、各地域、薬剤師から素晴らしい取組だと評価頂きました。