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H29.9.9 第2回ピオーネシンポジウムに参加しました。

2017/09/11 更新

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 岡山大学地域医療人材育成講座 教授 片岡仁美先生の開会宣言で始まり、新見市の木村俊之副市長から、「120人以上の参加があり、地域の方の関心も高い。地域の方、医療従事者の方々と一緒にがんばっていきたい。」新見医師会の太田隆正会長から、「新見地域にも若い先生が帰ってきてくれており、溝尾先生をはじめ若手医師のグループで話し合いもされている。医師会としてサポートしながらそういった取り組みにも期待している。」とあいさつがありました。
 つづいてピオーネプロジェクトについて、片岡先生、渡辺病院 溝尾妙子先生よりご説明があり、制度利用者の6割が地域で働いていることなどの紹介がありました。
 「新見の救急事情について」 岡山大学病院 救急科助教 飯田淳義先生の講演のあと、4病院の先生方から、病院の取組等の説明があり、パネルディスカッションが行われました。新見の医療の問題点やいい点等が話し合われ、医師の確保については、4病院が連携していくこと、新見出身の医師に声をかけてみること、若手医師に新見はいい所でゆっくりできることを伝える等の意見がだされました。
 後半の部では「新見の医療を守るためには」と題し、グループワークが行われました。発表後ピオーネ宣言として「4病院のヒーローを守るため、みんながヒーローになろう」が採択されました。
 ※飯田先生の講演のハリウッド映画のワンシーン、「なぜあなたはそんな大変な事をするの?」「だれかがしないといけないからさ。」「だからあなたはヒーローなんだね。」という引用から
閉会に際し、新見公立大学・新見公立短期大学 学長 公文裕巳先生から「3万人の町に公立大学があるのは新見市と北海道だけ。新見市はモデル地域になりうる。大学では各科に5名の地域枠を確保しており、他人のことをわが事として感じられる地域で活躍する専門職を育成していきたい。」とあいさつがあり閉会となりました。

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