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H27.11.1 岡山県糖尿病医療連携シンポジウムに参加しました

2015/11/01 更新

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平成27年11月1日(日)にホテルグランビア岡山で開催された岡山県糖尿病医療連携シンポジウムに参加させていただきました。
開会に先立ち岡山県医師会の糸島副会長が、糖尿病は長く治らない病気だと言われてきたが、今日はぜひ治す方法を考える機会になればいいと思いますと挨拶されました。
つづいて岡山県保健福祉部健康推進課の兼信課長が、岡山県の施策の説明を交えて挨拶されました。
シンポジウムでは、特別講演として東京大学大学院医学系研究科 特任教授 植木先生が「糖尿病治療の課題と展望~治す治療への第一歩~」と題し、最新の研究結果をもとに話をされました。日本ではまだしっかりとしたデータがなく、いまデータを集める取り組みをされているとのことでした。基調講演としては東京内科医会 菅原会長が「糖尿病医療連携の現状と課題」と題し、実際に医院で専門病院等とどのように連携をされているかを具体的に話されました。
休憩後は4人の演者が講演をされ、新見医師会長 太田先生が「糖尿病医療連携の取り組み」と題し、新見地域の取り組みを紹介されました。都市部と山間部では同じ方法での連携は難しいこと、県南病院から専門医やコメディカルの派遣等検討してほしいと話されました。
岡山済生会総合病院 糖尿病センター長の中塔先生は、糖尿病患者の行動をどのように変えていくかについて、「目的と感情が行動を変える。体験をして、きづくことで、行動変容がおこる。そのためには数値等の見えるかも重要。」と話されました。
糖尿病については、先日の多職種連携会議で課題と解決策の検討を行ったところです。今後の取り組みを考えていく上で、大変勉強になりました。

活動報告