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H27.1.23 第14回備北地域認知症疾患医療連携協議会に参加しました。

2015/01/23 更新

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 こころの医療 たいようの丘ホスピタルで開催された第14回備北地域認知症疾患医療連携協議会に参加させて頂きました。
 昨年度当拠点まんさくのご講演でお世話になった中田謙二副院長が、この備北地域の連携をよりよいものにするために、お互いに勉強をして、一つずつ決まりごとを作って行きたいと挨拶をされ、前回話し合われた約束事を確認されました。
 今会議のテーマは「成果の上がる質の高い相談(担当者会議)を考える」と題し、実際の事例を通して、その時にどんな情報のやり取りがあれば良かったかを会場と先生とのディスカッション形式で検討しました。会場からは普段の業務の中での関わり方や気を付けている点等の意見が多く上がり、どうしていけば上手く連携をとり、その方が落ち着いて生活出来るかを考えました。最後に結論として、下記の備北地域の約束事④を策定しました。新見地域でも策定された約束事を意識しながら、多職種連携を進めていけたらと思います。

当地域で認知症高齢者、そのご家族に支援を行う際に全ての支援者が心がけるべき約束事
①介護保険サービスや医療にまだ繋がっていない病初期の事例では、地域包括支援センターが、初期対応から継続支援まで、本人だけでなく家族の支援も含めて、継続的に点ではなく線での支援を行う。
②介護保険サービスを既に利用している病期の進行した事例では、担当ケアマネージャーが、本人だけでなく家族の心情をも汲み取り、時期を逸することなく、支援計画の見直し、適切な支援計画の実行を行う。
③それでも、うまくいかない事例では、困難を感じた支援者が、一人で抱え込まずに、必ず他の支援者に相談をする。そして、複数の支援者が集い、話し合い、ともに解決策を考えるようにする。
④支援者は漫然と支援を継続するのではなく、必ず適時利用者個々の現状評価を行い、個々の支援目標を設定し、個々の支援計画を立てて支援を行う。

活動報告