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H29.10.13 認知症地域支援推進員研修に参加しました。

2017/10/15 更新

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平成29年10月12日、13日に岡山市の国際交流センターで開催された第9回認知症地域支援推進員研修に参加しました。
認知症地域支援推進員の役割について講義を受けた後、先進事例の報告をきき、各グループで課題や今後の取組について検討しました。
特に参考になった事例は鹿児島県霧島市と広島県東広島市の取り組みでした。
霧島市の事例では、勉強会・情報交換を目的とした小規模多機能ホーム連絡会が発足し、のちにグループホーム、認知症対応型デイサービスも加わり、地域の関係事業所が全て加入した地域密着型サービス事業者連合会となったそうですが、全事業所が加入した要因として、中心となる認知症介護指導者がいた事、市が加算一覧や連携ガイド等の作成にあたり、その連合会に依頼をしたことを挙げられていました。また、エンディングノートではなく、ずっと自分らくしいられるように、「やがてのために 書き綴る 思い」としての私のアルバムを普及啓発されているそうで、介護保険証へアルバムの有無も記載予定とのことです。
東広島市の事例では、独自のステッカーを作り、サポート医にはオレンジドクターステッカー、認知症介護指導者、実践リーダー研修修了者にはオレンジアドバイザーステッカーを事業所に掲示してもらい分かり易くしていること、認知症への取組の始まりとしては、まずは地域の方や家族の会の方、医療、介護関係者を集めてオレンジ交流会を開催し、その中で具体的な活動にするためにオレンジ有志の会が誕生し、さらにテーマごとに委員会が出来、市民の活動として認知症カフェ、交流会、傾聴ボランティア等様々な活動につながっているとのことでした。

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