令和元年9月29日　9：30～17：00まで、岡山市の岡山県医師会館で開催された「第4回岡山県地域包括ケアシステム学会」に参加し、口述発表を行いました。

開会に際し、青木大会長より「地域共生社会の実現に向け、障害者、子供、生活困窮者への支援や複合課題に対する取り組みも含めた支援体制が必要。全ての人が主体性をもって参加することが重要。この大会が地域包括ケアの現在の状況を確認し、今後の地域福祉に活かせる有意義なものとなってほしい。」と挨拶がありました。
続いて、基調講演3題が行われ、午後は「前世代型地域包括ケアの推進について」と題しシンポジウムが行われました。
その後口述発表、ポスター発表が各会場で行われ、まんさくから新見地域のICT活用の実際について発表を行いました。発表後、会場から「データ保存できることのメリットをもっと訴えて普及啓発したらいいのでは？」というご助言と、「ラインのようなシステム利用は考えていないか？」ご質問があり、セキュリティーと利用のしやすさについては継続して協議しているところであることをお答えしました。

　地域包括ケアについて、これまでは医療と介護の視点がクローズアップされていたように思いますが、今学会では、障害者や引きこもり、家族への支援など全世代型のアプローチが必要という話が多く大変勉強になりました。